今月のスタディツアーはココウェルカフェ(株式会社ココウェル)でした!
株式会社ココウェルは、2004年創業、東京の自由が丘店と西堀江のココウェルカフェの運営の他、ロフトやイオンにココナッツ製品を卸しています。
代表の水井 裕さんは、学生時代に環境問題について学び、フィリピンに留学、現地の貧困問題に触れ、衝撃を受け帰国。
何とか貧困問題を解決できないかと考えていたところ、ココナッツに辿り着きます。
フィリピンでは地方の農村において、ココナッツが農家の生活基盤を支えており、フィリピンの3分の1の人々が何らかの形でココナッツから収入を得ているとも言われています。
そのために「ココナッツ庁」という政府機関まであるほど。
水井さんは2004年に株式会社ココウェルを設立。
www.cocowell.co.jp/company/
ココナッツは7年で実がなり、年中、実ができ、海水にも強い。
あまり根が横に張らないので、カカオやマンゴー、ハーブと共生できる。
バナナは農薬をたくさん使うので、土地がダメになってしまうが、ココナッツは農薬も要らない為、環境保護につながる。
良質の脂肪が取れる。
ローカーボ(低糖質)なので、小麦粉をココナッツに置き換えることでローカーボダイエットや体質改善が出来る。
など、いいことづくめで悪いところが見当たりません。
しかも、ココナッツシュガーは血糖値が上がりにくい(砂糖の1/3)ため、ローカーボの考え方を広めていきたいそうです。
今後の課題は、
ココナッツ農家さんへの効率的なアグロフォレストリー(農業+林業の造語)の推進との事。
お話を伺った後は、ココウェルカフェのランチメニューを戴きました!
ドレッシングや揚げ油など、全てにココナッツオイルやココナッツシュガーが使ってあるメニューなのですが、全くクセがなく、とても美味しかったです♪
最後はココナッツオイルを使ったリップクリーム作り♪
好きなアロマオイルを選んで入れるのですが、サンパギータというフィリピンの花の香りが、いかにも南国という感じで印象的でした。
有意義で楽しく、美味しい時間をありがとうございました!